講座レポート:第3回鳥獣被害対策講座を開催しました
2019/10/9
9月30日(月)に,市町村職員等鳥獣被害対策担当者研修会「鳥類・中型獣類編」を開催いたしました。講師には,新潟県を中心に鳥獣被害対策に取り組む(株)うぃるこより,山本麻希氏,近藤圭介氏,今村舟氏をお招きしました。
午前の部では座学「鳥類・中型獣類の生態と被害対策の基本」と題し,鳥類・中型獣類の生態や生息状況,効果的な農作物被害防止対策について学びました。午後の部では実習として「中型獣類用の電気柵の設置,捕獲わなを用いた捕獲実習」,「防鳥ネット・テグス設置実習」と題し,実習を行いました。
研修会全体を通し,鳥類・中型獣類の生態や対策など基本的な知識から,実際の対策現場で必要な技術までを学ぶことができる研修会となりました。
開催日 | 令和元年9月30日(月) |
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会場 | 茨城県農業総合センター大研修室(笠間市安居3165-1) |
参加人数 | 32名 |
講師コメント
・中型獣類対策の基本は電気柵やネットによる侵入防止と捕獲。鳥害対策は,対策に係るコスト・労力と対策によって軽減できる農業被害額を勘案して,被害対策の強度を判断していくことが重要となる。
受講者の声
・現場の実情に沿った講義・実習内容であり,とても勉強になった。
・中型獣類の生態に関しては知識がなかったので,非常に勉強になった。後半の実習で学んだ技術について,現場で生かせるよう指導していきたい。
・被害対策に関する知識を深めるだけでなく,対策に取り組む関係者同士の人脈作りもできてよかった。