講座レポート:野生鳥獣による農作物被害対策担当者研修「初級編第1回:イノシシ・シカ編」を開催いたしました
2020/8/21
8月4日(火)に,野生鳥獣による農作物被害対策担当者研修「初級編第1回:イノシシ・シカ編」を開催いたしました。講師には,長岡技術科学大学の山本麻希准教授をお招きしました。
座学の部では「イノシシ・シカの生態と対策基礎」と題し,イノシシ・シカの生態や生息状況,効果的な農作物被害防止対策について学びました。実習の部では「電気柵の設置実習,足くくり罠実習」と題し,講師指導の下,実際に対策資材を用いながら,電気柵の設置や足くくり罠について学ぶ実習を行いました。
研修全体を通し,イノシシ・シカの生態や対策など基本的な知識から,実際の対策現場で必要な技術までを学ぶことができる研修となりました。
開催日 | 令和2年8月4日(火) |
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会場 | 農業総合センター 2階 大研修室 |
参加人数 | 27名 |
講師コメント
正しい知識をもって被害防除,そして捕獲を行うことが重要。捕獲で大切なことは「取り逃がさない」こと。また,電気柵の設置で重要なことは,設置指導と維持管理。電気柵は設置して終わりではなく,有効に機能させるためには適切な維持管理を行う必要がある。
受講者の声
・電気柵の設置について理解していなかったので,非常に勉強になった。
・どのような生物の被害があり,それに対して必要な対策は何かなど,勉強していくことがたくさんあるので,今後も学び続けたいと思った。