講座レポート:品目別先進農業技術講座「グラジオラス有望系統の検討」

2021/9/22

写真1 ほ場検討の様子

写真2 有望系統「U-22D」

生物工学研究所は、グラジオラスの品種の開発を行っている国内唯一の機関であり、この度、グラジオラスの新品種育成に関する現地検討会を開催しました。(写真1)
今回は、切花生産者、農協担当者、球根生産業者、農業改良普及センター等が参加し、主に有望3系統について、育種ほ場で生育や開花状況からみた評価をいただきました。
「11-22D」(写真2)は業務用向け白色系統で、参加者からは待望の白色系統として有望との評価を受けました。また、小売り用途向けミニグラジオラス2系統についても検討し、想定される販売方法などについて意見交換を行いました。
今後は、これらの有望系統について、生産現場での栽培試験に向けて、園芸研究所での特性調査や市場性評価、現地栽培試験を行う予定です。

 

開催日 7月26日(月)
会場 農業総合センター生物工学研究所 グラジオラス育種ほ場
参加人数 18名

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