植物医師で奈良県植物防疫協会に勤務されている、岡山健夫氏に講師を依頼し、「イチゴ病害の防除技術開発と地域ブランド作物の振興」というテーマで講義いただきました。
　イチゴ品種の病害抵抗性差異を表で示してわかりやすく説明いただき、萎黄病については、対策として夏期の太陽熱利用による施設内の土壌消毒について具体的データを示してお話いただきました。炭疽病については、全国の被害額を示して発病制御技術ひとつひとつの重要性をご説明いただきました。
　受講生からの「高設栽培での太陽熱消毒のポイントは？」の質問に「土壌水分量を保つことが重要」とお答えいただきました。
受講生のアンケートからは「気になる品種のことが聞けてよかった」などの感想がありました。

 

開催日	令和５年8月4日（金曜日）
会場	農業総合センター　大研修室
参加人数	20名