講座レポート:第7回 6次産業化促進講座(ステップアップコース)【カンショ二次加工】
2024/3/12
実習の様子1
実習の様子2
農産加工指導センターの技術指導員を講師に、カンショの二次加工について講座を行いました。
まずは、ペースト、パウダーの品質が二次加工に影響する要素(裏ごしするか破砕するか等)、カンショの一次加工品(ペースト、パウダー)を二次加工に利用する時に考えること(水分量や粒度の違いで変わる食感や風味について、色を活かす工夫他)、膨張剤の種類と特徴などについて講義を行いました。
その後、実習では、前回(11/21)のカンショ一次加工講座で作成した焼き芋のペーストやパウダーを利用
し、マフィンやパンケーキ、練りあんに加工しました。マフィンではペーストの水分量の違いで製品の膨らみ方や食感の変化を検証し、紫いものパウダーを使ったパンケーキでは膨張剤の違いで膨らみ方や色の変化を確認しました。白あんに、同量の芋で作ったペーストとパウダーをそれぞれ混ぜ、実際に活用する際に使用する目安量や混ぜやすさ、風味の違いなどを比較検討しました。
受講生からは、「配合違いなどの比較実験は、自分ではなかなかできるものではないので、とてもありがたい構成で勉強になりました。」「材料の違いで、食感や色などに変化があり、実際に体感することができて良かったです。」「粒度の違いで食感や風味に違いが出ることがわかりました。」等の感想をいただきました。
開催日 | 令和6年1月25日(木) 13時00分~16時30分 |
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会場 | 園芸研究所大会議室、農産加工指導センター試作室(6次産業化オープンラボラトリー) |
参加人数 | 16名 |