講座レポート:6次産業化入門講座(第2回)
2024/9/4
第2回講座では、前半は茨城県保健医療部生活衛生課 食の安全対策室の坂入技師が講師を務め、加工施設の位置構造や設備の基準、営業許可申請方法、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理、食中毒の発生状況や原因などについて詳しく説明いただきました。特に手洗いについて、図解を使って丁寧に解説していただいたことで洗い残しの多い部分があることがよくわかり、受講生からは「従業員教育に活用したい」との意見が聞かれました。
後半は茨城県農産加工指導センターの七字育子技術指導員が講師を務め、「加工の基礎知識を学ぼう」をテーマに、食中毒の予防、衛生管理の基本について学びました。その後、実際に白衣を着用し、講義で学んだ手洗いをするとともに、衛生管理を実践しながらトマトピューレの製作に取り組みました。
受講生のアンケートには「食品を扱う上での心構えをきちんと持つきっかけになりました。今後の農業活動に活かしていきたいと思います。」、「6次産業化にあたり、基本的な知識等を修得でき、大きな学びの機会になりました。」、「衛生管理の重要性がよくわかりました。また、手洗いの方法が間違えて理解していた点があったので修正しておきたい。」などの感想がありました。
講座名 |
6次産業化入門講座 |
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開催日 | 令和6年7月25日(木)10:00〜16:00 |
会場 | 農業総合センター 園芸研究所大会議室 |
参加人数 | 30名 |
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6次産業化入門講座