講座レポート:第1回 生産工程管理(GAP)講座
2024/11/14
講座の様子
NPO法人農業支援センターの川野輪氏より、GAPの概要をはじめ、関係法令と必要な届出、労働事故、食品事故に関する実例についてお話しいただきました。
JGAP等のGAP認証を取得するにあたっては、事前準備から認証取得まで概ね半年から1年程度を要するため、しっかりとした準備をする必要があること、全国的に農業経営体数は年々減少傾向にあるが、JGAP認証を取得している農場数(2024年時点)は、2017年と比較すると、青果物で176%増加、穀物で169%増加しているとのことでした。また、GAPを実践していくためにPDCAサイクルを回すことが重要であり、サイクルを繰り返していくことで、プラスの好循環が生まれてくることを学びました。
受講生からは「GAP取得が絶対条件となっていないが、今後の変化によって必要となるか注意していきたい。」、「GAPを取得することで様々な視点から農作物を見ることができ、農場運営をする上で大切な視点であると思った。」、「申請費用が多額であるため補助金があればよい。」といった感想がありました。
講座名 |
第1回 農業生産工程管理(GAP)講座 |
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開催日 | 令和6年8月2日(水) 13:30~15:30 |
会場 |
農業総合センター2階大研修室 (Webex meetingsでも実施) |
参加人数 | 会場:12名、WEB:54名 |
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第1回 農業生産工程管理(GAP)講座