講座レポート:第4回 品目別先進農業技術講座「かんしょ」
2024/12/3
室内検討の様子
圃場検討の様子
かんしょの高品質栽培や品種選定に関する研究の取組を主なテーマに現地検討会を開催しました。室内検討では、農業研究所におけるかんしょ品種選定の取組、かんしょ内部品質異常の発生実態および対策技術、さらに、ドローンでのリモートセンシングを活用したデンプン含量改善技術について紹介しました。また、「ベニアズマ」、「べにはるか」、「あまはづき」の3品種の食味試験を実施しました。
後半には、かんしょ有望品種選定試験の圃場を見学しました。受講者との意見交換では、「茨城県内多く栽培されているカンショの品種は何か知りたい」、「ソーラーシェアリングでかんしょを栽培しているが、イモが肥大しなかったので、露地とは異なる環境でかんしょを栽培する時のアドバイスがあれば教えて欲しい」、「内部褐変症の症状を試験で再現ができたとのことたが、どのような試験条件で再現したのか教えて欲しい」など、活発な質問が出されました。
受講者からは「学術的なアプローチからかんしょについて色々知ることができ良かった」、「品種選定と生理障害について詳しくご説明してもらい、わかりやすかった」といった感想がありました。
講座名 |
第4回 品目別先進農業技術講座【かんしょ】 |
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開催日 | 令和6年10月31日(火) 13:15~16:00 |
会場 | 農業総合センター農業研究所(水戸市上国井町) |
参加人数 | 52名 |
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第4回 品目別先進農業技術講座【かんしょ】