講座レポート:第7回 品目別先進農業技術講座【小ギク】
2025/3/6

室内検討の様子

「常陸サニーハニー(仮称)」の草姿
近年、小ギク生産者の高齢化に伴う出荷量の減少が問題となっており、作業の省力化や軽労化が求められています。この課題を解決するため、作業の機械化に向けた取り組みの一環として、移植機の評価検討や、一斉収穫を実現するために開花の揃いを向上させる技術の紹介、さらには採花後の効率的な出荷調整技術について試験結果を説明しました。また、近日中に販売予定の7月咲きの黄色新品種「常陸サニーハニー(仮称)」を中心に、県オリジナル品種育成の取組についても紹介しました。
受講生からは、「穂冷蔵や切り花の冷蔵保管について、温度条件も検討してほしい」、「出荷時期調整技術については、個人で行うのはまだ難しそうだ」、「病害虫への対処や高温による開花遅延対策の研究をお願いしたい」といった感想が寄せられました。
開催日 | 令和6年12月13日(金) 14:00〜16:00 |
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会場 | 農業総合センター園芸研究所 大会議室 |
参加人数 | 39名 |